菅田将暉 桐谷健太 木村文乃 川谷修二 三浦誠己 加藤諒 高橋努 日野陽仁 山崎樹範. 基本満点はありません。 火花(映画)のフル動画は、tsutaya discas/tvの30日間のお試し無料で視聴が可能な宅配レンタル8+動画見放題プラン(tsutaya tv)がおススメです!. 芥川賞小説「火花」がネットフリックスでドラマとして配信されることが決まりました。そこで今回は出演キャストや監督を紹介したいと思います。総監督:廣木隆一「黄色いゾウ」、「100回泣くこと」、「余命1ヶ月の花嫁」、「さよなら歌舞伎町」、「娚の一 2015年に大ヒットし芥川賞を受賞した「火花」の映画版のあらすじや評価についてご紹介していきます。「火花」の映画版は、原作やドラマと比べてつまらないという感想を持つ人もいます。今回は「火花」の映画版は本当につまらないのか?「火花」映画版の評価・感想を、原作やドラマ版と比較しながらまとめてご紹介していきます。また「火花」の映画版はどんな作品なのか?原作者や監督、あらすじについてもネタバレ解説していきます。, お笑いタレントの又吉直樹さんが書いた小説「火花」は、2015年3月11日に発売され、300万部を超える大ヒット。同作で又吉直樹さんは、芸人として初の第153回芥川賞を受賞しました。さらに同作は、2016年には、ネット配信でドラマ化、のちにNHKでも放送。2017年に映画化、2018年に舞台化されました。, そんな「火花」の映画化は、原作やドラマと比べて「つまらない」などという批判的な感想が聞かれます。今回は「火花」の映画版は、本当につまらないのか?その真相を、原作やドラマとの違いを比較しながら「火花」の映画版の評判や感想をご紹介していきます。, 2017年11月23日に公開された「火花」の映画版は、俳優の菅田将暉さんと桐谷健太さんのW主演です。キャストをご紹介すると、売れない芸人・徳永役を菅田将暉さん、その徳永が弟子入りする先輩芸人・神谷役を桐谷健太さん、徳永の相方・山下役をお笑いコンビ「2丁拳銃」の川谷修士さんが演じました。さらに、神谷の同棲相手・真樹役を木村文乃さんが演じました。, 菅田将暉さん演じる売れない芸人の徳永は、営業先で出会った先輩芸人の桐谷健太さん演じる神谷に弟子入りします。二人は仕事はないながらも毎日、お笑い談義に花を咲かせる充実した日々を送り、そんな二人を神谷の同棲相手の真樹は温かく見守ります。しかし、そんな仲の良かった二人の間に少しずつズレが生じ始めます。「現実」「理想」「才能」「夢」の間でもがきながら、必死で前に進もうとする芸人たちの青春を描いた作品です。, 出典: https://tomatosan55.blog.so-net.ne.jp, 原作者は、皆さんご存知の通り、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんです。「火花」は又吉直樹さん初の純文学作品で、この作品が掲載された雑誌は飛躍的な売り上げを記録し、単行本と文庫本は合わせて300万部突破の大ヒット。さらに、同作で又吉直樹さんは、芸人としては初めて第153回芥川賞を受賞し、日本中が「火花」に熱狂し、大いに盛り上がりました。, 「火花」を書いたお笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんは、1980年6月2日生まれの現在38歳です。出身は、大阪府寝屋川市です。所属事務所は、よしもとクリエイティブ・エージェンシーで、2003年から現在の相方、綾部祐二さんとピースを結成しました。小説家として活動を始めたのは2009年です。そして、2015年に小説「火花」で芥川賞を受賞。それをきっかけに、文化人としてのメディア露出が増えました。, 「火花」の映画版で監督を務めたのもお笑い芸人さんです。又吉直樹さんの同じ事務所の先輩にあたる板尾創路さんです。彼は「火花」の映画を撮る前、2010年に自身初の長編映画の監督をし、第29回藤木賞・新人賞及び第19回日本映画批評家大賞・新人監督賞を受賞しました。その後もいくつかの映画で監督としての実績を重ね、俳優からの高い信頼を得て、その高い演出力を評価されました。, 「火花」の映画化に際し、又吉直樹さんの先輩で、又吉さんからの信頼も厚く、それまでの実績から高い演出力を評価されている板尾創路に白羽の矢が立ちました。つまり「芸人」である又吉直樹さんが描いたリアルな芸人たちを描いた「火花」の世界観は、同じ芸人の板尾創路監督にしか表現できないだろうと見込まれ、打診を受けます。そこで、板尾創路さんは快く引き受け、「火花」の映画版の監督になったのでした。, ここまで、「火花」の映画版の主なキャストや、原作者、監督についてご紹介してきましたが、いよいよ「火花」の映画版のあらすじをネタバレ解説していきます。菅田将暉さん演じる売れない芸人の徳永と、桐谷健太さん演じる徳永の先輩芸人の神谷の、必死にもがいた10年間の青春物語「火花」のあらすじを見ていきましょう。, お笑いコンビ「スパークス」のボケ担当の徳永は「笑い」に「夢」をもってお笑いの世界に飛び込んだものの「売れない」「結果を出せない」中で彷徨っていました。そんな時に営業先の熱海で、こちらも売れないお笑いコンビ「あほんだら」の徳永に出会います。神谷の常識外れの天才的な笑いのセンスに衝撃を受けた徳永は、神谷に弟子入りを願い出ます。神谷は自分の伝記を書いてくれ、という条件と引き換えに弟子入りを許可します。, 弟子入りしたものの、活動拠点が大阪の徳永と、東京の神谷は会えませんでしたが、頻繁に電話をしていました。神谷と出会って2年経った頃、大阪での活動に限界を感じた徳永は東京に拠点を移します。そのことで、徳永は、尊敬していた神谷に2年ぶりに会えました。神谷は相変わらず、お笑いに対して心に熱いものと奇抜な発想をもっており、徳永はそんな笑いの奇才、神谷という男にどんどん惹かれていきます。, 一方、神谷のほうも徳永に心を開き、自分の持っている「笑い」の哲学を教え込んでいきます。毎日飲みに出かけ、お笑い談義に花を咲かせる徳永と神谷。仕事がないながらもお互いの才能を認め合い、充実した生活を送っていました。神谷の同棲相手の真樹は、そんなふたりを見守っていました。, しかし、そんな二人の間に少しずつズレが生じ始めます。徳永は、神谷の恋人だと思っていた真樹が実は神谷の恋人ではないこと。神谷がただの居候で家賃も払っていないこと。徳永との飲み代は真樹の金だったこと。さらに神谷が毎晩徳永と飲みにいってくれていたのは、徳永相手だと真樹が快く金をくれるという理由からだったことを初めて知り、ショックを受け、複雑な心境になります。, しばらくして、真樹に新しい交際相手ができ、神谷は部屋を追い出されます。自分と付き合うと苦労するからと他の男と付き合うように真樹に常々言っていた神谷も、突然の出来事に動揺します。しかし、神谷は平静を装って明るく振舞いました。そんな傷心の神谷の切ない心に、徳永は寄り添います。徳永は、尊敬していた神谷のダメダメな一面を知り、自分と神谷との多少の感覚のズレを感じながらも、傷ついた神谷を支えるのでした。, 絶対に売れたい芸人の徳永と、自分の笑いの道を信じ、信念を貫く熱い芸人の神谷。そんな二人も現実を見つめなければならない時がやってきました。いつまで経っても売れない状況を打開するために徳永は髪を銀色に染めました。そのおかげか、徳永の所属するお笑いコンビ「スパークス」の仕事の依頼が少しずつ増えていきました。しかし、徳永はそれが一時的なものであるとわかっていました。, すぐに、スパークスへの仕事の依頼はなくなりました。徳永の相方の山下は、徳永に対し、売れる気のない神谷の影響を受けすぎだと非難します。すると、神谷の才能に惚れ込んで信じ切っている徳永は「お前に神谷さんの何が分かんねん!」と激怒します。そして、徳永は自分がノートに書き記してきた神谷の伝記を読み返し、神谷との日々を反芻します。, ある日、徳永は神谷の相方の大林から、神谷が芸人を続けられないほど借金まみれであることを聞きます。さらに、徳永は神谷に久々に会い、その容姿に驚きます。自分と同じような服装に自分と同じ銀髪姿だったのです。さらに、金持ちの女性に養ってもらっていました。強い信念を持っていた神谷の変わりように、徳永は涙を流して神谷に訴えます。真似は嫌だ、自分の模倣すら嫌だと言っていましたよね、と問いかけました。, さらに、徳永は、相方の山下から芸人を辞めると言われ、事務所もスパークスの解散を止めませんでした。スパークスは解散ライブで、かつて熱海で見た神谷たちの漫才のような型破りな漫才ができ、観客を大満足させました。徳永はこれで満足だと自分に言い聞かせて、芸人の道をここで終わりにすることにしました。, 芸人を辞めた後、徳永は久しぶりに神谷に再会します。神谷は借金のため自己破産し、豊胸していました。あの熱く強く信念を持っていた神谷はどこにもいません。そんな姿をためらいなく自分にさらす神谷を見て、徳永は驚き、そんな姿ではテレビに出られないと神谷を激しく責めました。徳永に怒られ、しょげる神谷。徳永は放っておけず、二人が初めて出会った熱海の花火に行こうと神谷を誘うのでした。, しばらく花火を見上げていた二人でしたが、飛び入り参加OKのお笑いコンテストのポスターを見つけました。神谷は参加しようと誘いますが、徳永は引退した身で無理だと断ります。すると、神谷は芸人に引退はないと熱く語り始めます。それは、かつて徳永が憧れた強い信念を持った神谷でした。そんな神谷の姿に徳永は心が傾きかけますが、出場を決心できずにいました。, 出場をためらう徳永でしたが、神谷は「とんでもない漫才を思いついた!」と言い出しました。それはもう、昔の神谷が戻ってきたようでした。以上が「火花」のあらすじでした。次に「火花」のドラマ版のキャストの違いや、「火花」の映画版の評価や感想をご紹介していきます。, ここまで、「火花」の映画版のあらすじをネタバレ解説してきましたが、「火花」にはドラマ版も存在します。ここでは、ドラマ版のキャストや、映画版との違い、映画版でカットされてしまったシーンをご紹介していきます。さらには、「火花」の映画版に対するツイートを紹介する中で、ドラマ派と映画派のそれぞれの評価・感想をみていきましょう。, 2015年にネット配信された「火花」のドラマ版。2017年にはNHKで再放送されました。ドラマ版と映画版ではキャストが異なっています。「火花」のドラマ版と映画版を両方見た人の中には、「火花」のドラマ版の熱狂的なファンがいるそうです。ここでは、「火花」のドラマ版のキャストをご紹介していきます。, 「火花」の映画版では菅田将暉さんが演じた、徳永役はドラマ版では、林遣都さんが演じました。林遣都さんのナイーブなイメージが、徳永が持つナイーブさとよく合っていると絶賛されました。また彼の演技は、「火花」の原作者の「又吉さんが憑依したみたい」と言われるほど、又吉さんらしさがよく出ていると評判で、「火花」の原作ファンも大満足でした。, 「火花」の映画版では桐谷健太さんが演じた、神谷役はドラマ版では波岡一喜さんが演じました。徳永が尊敬するのも納得というような天才漫才の披露しつつ、審査員には認められないという難しい演技を絶妙なさじ加減で熱演。さらに、ダメダメ男なのにカリスマ性がある雰囲気や神谷の持つ独特の危うさを見事に表現し、絶賛されました。, 通常映画版では、時間的な関係や監督の意向で、原作で存在していたシーンがカットされてしまいます。しかし、「火花」の映画版では、「火花」のドラマ版を見てきたファンから、神谷がどんな人なのかを表す重要なシーンがカットされているとの声が上がっています。ここでは、「火花」の映画版において、カットされたシーンの中でも特に重要だとの声のあったものをご紹介していきます。, 「火花」の映画版でカットされたものの中で、特に重要だと指摘されているのは、神谷という人物を表現するためにとりわけ重要な珈琲専門店でのシーンです。神谷という男は、型通りを破壊し、新しいものを創造する、つまり常識破りの漫才をする神谷の芸人としての本質が表現されている「火花」にとってとても大事なシーンでした。, 「火花」の映画版でカットされたシーンの1つ、徳永と神谷の二人が公園で赤ちゃんをあやすシーンです。原作では、徳永が泣いている赤ちゃんを見て「いないいないばあ」とあやすのに対し、神谷は赤ちゃんには理解できないネタをしました。そこに、神谷の自分の「お笑い」哲学があり、相手によってネタを変えない神谷の信念が現れている重要シーンです。この場面をカットした真意が分からないとの声が上がっています。, 他にも、簡単に省略されたシーンがあります。徳永がベージュのコーディロイパンツがダサいと言うと、「火花」の原作では、神谷は自分がそれを持っていることを必死で隠そうとするのです。一方、「火花」の映画版では神谷は自分も持っていると自己申告しています。このシーンでは、神谷はお笑いに関しては決して妥協しない強い信念があるが、そのほかの服装や髪型にはこだわりがないことを表現しています。, 「火花」の原作やドラマのファンは、これらのシーンを神谷がどういう人物なのかを顕著に示す重要シーンと捉えています。そんな神谷の大事なシーンが大幅に減らされた、映画版「火花」は全体的に神谷の印象が薄いものとなっています。神谷のシーンが減らされた一方、実はある人物のシーンが映画版「火花」では強調されています。ある人物とは誰か?次にそれを見ていきましょう。, 逆にドラマや原作にはなくて、「火花」の映画版のオリジナルのシーンもあります。特に「火花」の映画版では、徳永の相方「スパークス」の山下の印象が強く描かれています。もともとなかった冒頭シーンの「スパークス」結成時のシーンがあり、スパークスはパァーっと打ちあがって散っていったという終盤の花火シーンの伏線となっています。, さらに、神谷を否定する山下に「お前に神谷さんの何が分かんねん!」と激怒するシーン、実は「火花」の映画版のオリジナルでした。売れたい安定志向の山下と、神谷に憧れ、お笑いという夢を追い続ける徳永との衝突シーンは、すごく良かったとの声が上がっています。このように、映画版「火花」では山下のシーンがオリジナルで追加され、絶対に売れたい芸人「山下」の印象が強く描かれています。, さらに、「火花」の映画版では漫才シーンが多く、とても力を入れていました。また、「火花」の映画版オリジナルと言えば、二人が初めて居酒屋を訪れた時にお腹の大きい女性がいました。映画の終盤に同じ居酒屋に行くと、その女性と小学生の子どもがいて、10年という時の流れをうまく表現していたと賞賛されています。, 【火花】映画版とドラマ版…どっちが面白い?両方観て比べたけど…圧倒的にドラマ版の方が良かったです! https://t.co/nNBVXWw25h pic.twitter.com/MbTjnFfM7F, 映画版の「火花」は本当につまらなかったのか?実際「火花」のドラマと映画、両方を見た人でドラマのほうがおもしろかったという感想を持った人も一定数います。ここでは「火花」の映画版に対して不満を抱いた人の評価・感想をみています。その原因としては、映画なので、時間が短いということもあるでしょう。, 映画版の火花はやめといた方がいい。桐谷健太と菅田将暉の浅草キッドの長いPVだと思っていい。火花はNetflixのドラマ版が本当におすすめ。林遣都もさることながら波岡一喜が素晴らしい。, 10話にわたって物語を展開していくドラマと比べ、映画は2時間くらいにまとめないといけません。そのため、大事なシーンのあらすじを追うだけで駆け足の展開になってしまうのは仕方がありません。また、初めに見たドラマの印象が強すぎて映画版のキャストに上手く気持ちがついていかなかったようです。それだけ、ドラマ版の林遣都さんと波岡一喜さんが「火花」の世界観を熱演したということでしょう。, 「火花」の映画版では、ドラマ版の完成度が高かったことや、ドラマ版からキャストがガラッと変わったこと、映画では時間が短い関係で、映画版に対して「つまらなかった」「なんだか不完全燃焼」という感想を持った人も一定数います。しかし、「火花」の映画版に感動し、すごく良かったという感想を持った人もちろん、たくさんいます。次は映画派の感想をご紹介していきます。, 【#今日の映画】『火花』芸人さんってほんとにすごいな〜!と思わせてくれる映画でした 人が全能感を感じる瞬間って、人生に1度あるかないかだと思っていたけれど、やっぱりそのためには相当な努力が必要ですよね。 もがいてもがいて、人間らしさ全開で、気持ちの良い映画です#映画 #火花 pic.twitter.com/mKPCs2PLOb, 映画版の「火花」は本当につまらなかったのか?いいえ、きちんと感動している人もいます。上のツイートのように、「火花」の映画版を観て、改めて芸人さんの凄さを知り、もがきあがきながらも全力で一度きりの青春を走り抜ける人間らしい姿に感動した人もいるのです。, 映画『火花』自分の中の不安感が、同じ価値観を持つ人に憧れを持ち、時間や社会の変化とともに独占欲になり、新たな価値観を発見して生きていく…それぞれの進化や不変を維持しようとする心の葛藤のリアリズムが表現された素晴らしい作品でした@ciatrjp https://t.co/IKTCiR4O9M, ドラマ版の「火花」の演技力の高さばかり紹介してきましたが、映画版「火花」も負けていません。人間誰もが持っている、憧れや妬み、逆境にありながらも前に進もうとする力など、人間のリアルな心の動きが表現されていて、映画版「火花」もとても良かったという感想を持った人もいます。, 観ました。号泣です。笑い泣きもしました。芸人って凄い!映画『火花』 https://t.co/yhLOtbdotN, 「火花」の映画版は、つまらない映画なのかはそのひとそれぞれの主観なので、様々な感想を持つのは当然です。しかし「火花」の映画版を観て、このように芸人さんの凄さに気づき一度きりの人生を全力で生きる姿に晴れやかな気持ちになれた人、人間のリアルな心を表現していて感動した人、実際に涙を流した人など、「火花」の映画版を楽しんだ人も多くいるのです。, 「火花」の映画版は前述のように、原作やドラマからカットされたシーンや、オリジナルで追加されたシーンが存在します。なぜなのでしょうか?それは「火花」の原作及びそれに忠実に作られたドラマとは、演出の仕方が違うからです。「火花」の原作やドラマでは、夢を追う男「神谷」に焦点を当てています。原作者の又吉さんが芸術家肌なので、神谷というキャラクターに思い入れが強かったからだそうです。, 一方「火花」の映画版では、売れないという現実を見て芸人を辞めた山下に焦点が当てられています。板尾創路さんは映画を撮る芸術家でもありますが、芸人としての意識が強く、芸人たちのリアルな生き方や、現実を見て芸人としての道を断った人たちへの敬意を表現したかったのだという説が濃厚です。, このように「火花」という作品は、原作・ドラマと、映画では強調したかったシーンや人物に違いがあり、「火花」の映画すごく良かったと言う人もいれば、断然「火花」はドラマ派という人もいます。それぞれの違いに注目していくと、原作とドラマ、映画どれも素晴らしく楽しめる作品となっています。, いかがでしたか?「火花」の映画版のあらすじや、原作やドラマ版との違い、「火花」の映画版の評価や感想 映画『火花』の動画を無料視聴する方法を調査した結果! 映画が見れる動画配信サービスで、無料で視聴できることがわかりました。 2019年7月21日現在、映画『火花』を配信している動画配信サービスは以下の通りとなります。 火花映画あらすじ. 五つ星に値する映画ではないが、評価がちょっと低めなのでは、というバランスであえて五つ星。 その理由が、原作との違い、そして、ドラマとの比較(両方見ていない)が大きいように思うが、どちらも見ていなければ、それなりに楽しめる。 火花映画キャスト. 映画「火花」で感じた不満の大半は上記の内容と同じである。 原作者である又吉は、自身を投影した物語を登場人物の誰にも過剰に肩入れせず 静かな筆致で書き上げているのに、先輩芸人である板尾は 火花・映画版の評価はつまらない?原作との違いやドラマとの比較も. 又吉直樹『火花』が、映像配信サービスNetflixのオリジナルドラマとして、6月3日より世界190か国で同時配信される。全10話530分、総監督を廣木隆一、各話の監督を白石和彌、久万真路、沖田修一、毛利安孝が務めている。『火花』は、少なくない人が「あれだけ売れたからといってドラマ化しないほうがいいはず」と勝手に決め込んでいる作品に違いない。自分も例に漏れずだったが、原作を丁寧に膨らませていく姿勢に、す… まあ10時間を要したドラマ版と2時間にまとめた本作を比較することはできないんだけど。 要するに、映画として本作はおもしろいし、悪くない。だが原作で又吉が書いた「徳永」と「神谷」が描ききれてはいない。まさにダイジェスト版だ。 そこはやはり吉本ですから、ガッチガチに自分とこの人間使うってのは承知してましたからね、品川よりかはナイス判断だと思います、はい。, 相変わらず原作読んでないんですけど、映像のクオリティの高さがすごくてびっくりしましてね。, それきっかけで今回見ようと思ったので、なるべく比較しないように!というのはムリですが、ドラマに負けてないことを願いながら観賞してまいりました!!, 掲載されるやいなや売り上げを伸ばし、その波はとうとう物書きが目標とする「芥川賞」を芸人が受賞するという驚くべき快挙を成し遂げ一躍話題となった。, 本が売れればすぐにでもメディアミックスに結びつけるのが、現在のエンタメ界の掟とと言わんばかりに、動画配信サービス「ネットフリックス」にてドラマ化。, 漫才師として売れることを夢見て汗をかきつつも、結果の出ない日々にやきもきする男の前に現れる、ひとりの先輩漫才師。, 2人は師匠と弟子となり、笑いの何たるかを学び、時に喜び時に挫折を繰り返しながら前へと歩んでいきます。, 若手コンビ「スパークス」としてデビューするも、全く芽が出ないお笑い芸人の徳永(菅田将暉)は、営業先の熱海の花火大会で、先輩芸人・神谷(桐谷健太)と出会う。, 神谷は「あほんだら」というコンビで常識の枠からはみ出た漫才を披露。その奇想な芸風と人間味に惹かれ、徳永は神谷に「弟子にしてください」と申し出る。, 神谷はそれを了承し、その代わり「俺の伝記を作って欲しい」と頼む。その日から徳永は神谷との日々をノートに書き綴る。, 二人は毎日のように呑みに出かけ、芸の議論を交わし、仕事はほぼないが才能を磨きあう充実した日々を送るように。, 「笑い」に魅せられ、「現実」に阻まれ、「才能」に葛藤しながら、「夢」に向かって全力で生きる2二人の10年間の青春物語。(HPより抜粋), 何かこのタイミングで不倫スクープでちゃいましたけど、これが興行収入に影響で無きゃいいですけど・・・。, デビュー作は、昭和初期の世相を背景に、収監先でのいかなる拘束も難なく解いて脱走してしまう男の目的とその行方を、監督の芸風そのものの空気で描いた「板尾創路の脱獄王」。, その後、古典落語の「粗忽長屋」をモチーフに、一人の復員兵が戦死した落語家と間違えられたことから起きた摩訶不思議な物語「月光ノ仮面」を手掛けています。, Netflixドラマ版の「火花」も脚本協力という形で製作に参加してるので、ドラマとどういう差をつけるのか楽しみですね。, ・・・といいたいですが、彼にとって芸人を演じることは、それなりの思いがあったようで、以前彼が「ダウンタウンなう」のハシゴ酒のコーナーに出演した際、思いの丈を手紙に認め涙ぐんでいたシーンがありまして。, そう思うと上京した際、彼を支えてくれたのがお笑い芸人だったことを考えると、今回の演技は相当な意気込みを持って演じてるんだろうなと。, 熱い男を今やらせたら必ず彼の名前が真っ先に出るくらい、売れっ子の俳優さんになりましたね。, この頃声がかすれ過ぎてて、全然声出てなくて何言ってるかわからなかったんですよね~。, 今もハスキーボイスですけどちゃんと声が届くように発声してるので、影で努力したんだろうなぁと。, 今じゃ歌まで出すし、ラップもいけるし、ドラムも叩くし、三線も弾ける芸達者さんです。, 彼がブレイクしたのは、熱血教師と不良生徒が高校野球で甲子園目指して奮闘する青春スポ根ドラマ「ROOKIES」。, その後不良高校生ばかりの男子校を舞台に学園の頂点を目指して激しい抗争を繰り広げるケンカバトルを繰り広げる青春ドラマ「クローズZERO」、「クローズZEROⅡ」、元OLと音楽を志す青年カップルを中心に人間模様を描いた青春音楽映画「ソラニン」、平凡な毎日を送る高校生と、帰国子女のギタリストの出会いをきっかけに音楽を突き詰めていく少年達の成長と葛藤を描いた「BECK」など、音楽や不良系映画で存在感を発揮。, 近年では、高校生2人が少年ジャンプで読者投票1位を目指すために奮闘する青春映画「バクマン。」、親の身勝手さゆえに孤独だった少女と従兄弟、その恋人のジェンダーの女性の疑似家族を、ほのぼのとしたタッチでユーモラス且つハートフルに描いた「彼らが本気で編むときは、」では今までのパッション溢れる演技とは全く違う抑えた演技が好評でした。, 神谷が居候している女性、真樹役に、「ポテチ」、「イニシエーション・ラブ」の木村文乃。, 神谷の相方、大林役に、「ディストラクション・ベイビーズ」、「まほろ駅前狂騒曲」の三浦誠己。, 芸人仲間、鹿谷役に、「金メダル男」、「デトロイトメタルシティ」の加藤諒などが出演します。, ドラマ版がかなり手の込んだものだったので、2人の10年間のエピソードをどう2時間にまとめるのか、非常に気になるところですが。, 色々言いたいことはあるけれど、夢を叶えたい人は是非鑑賞してほしい青春映画でした!!!, いつか売れてやると必死に漫才師としての夢を追いかける若き青年と、彼が師と仰ぐ先輩漫才師との、夢に憧れ夢に破れた10年間を、夢物語のように映し出す暖かな暖色系の照明で演出し、走馬灯のように駆け巡った2時間でした。, 例えその人生が大きな花火でなく一瞬の火花だったとしても、彼らのやってきたことは世界に大きな意味をもたらしている。, そう考えたら夢を追いかけ挫折したことも決して無駄ではないと思わせてくれる作品だったように思えます。, 作品を作るのにはそれ相応の時間がかかり、作品を見せる場所を探し求めるのに、あるいはその場所に上がるために幾多の試練がある。, 上がれたとしても客がいなければいけないし、客がいてもダメだったら次はないし、成功して次があったとしても、またその場所に上がるためにこれまでの工程を繰り返さなければならない。, その一握りに入った者にはまた別の戦いがあり、一握りから漏れた数多の夢破れた人たちは決して報われないのかといったら、そんなことはない。, 夢を追いかけた経験や実績があるから、敗れた後の人生で勝負できる自信があるわけで、決して普通の人生では味わえない経験で。, 神谷が言ってた通り、この壮大な大会でちゃんと勝ち負けがあるからこの世界は面白いのであって、勝負あっての世界なのだから、勝つ者がいれば負ける者もいて、負けたものがいるから勝つ者がいる。, 漫才の世界はよくわかりませんが、よくテレビなどで芸人さんたちが話すような、安い居酒屋で先輩が必ずおごるというしきたりや、その見栄がどれだけ自分を苦しめているのかという現実。, 芸を磨くには普段の生活でもボケたりツッコんだりして磨いていくという、毎日が修行と反復の生活。, 大きい声が出せる公園での漫才のネタ合わせや練習、オーディションでのダメ出しなどなど、僕らの知らない世界を見せてくれたことも、芸人が監督だから出せるリアリティある流れだったと思います。, そんな板尾監督のセンスが光る演出も見事で、冒頭で花開かずつぼみのまま打ちあがる花火を画に、俺達いつか売れようなと誓い合う若きスパークスの声が、その時の二人のこれからがどうなるのかというのをうまく演出しており、対比としてラストに花火を見上げる神谷と徳永という構図や、商店街や居酒屋から始まるシーンは上から見下ろしてから入るシーンも印象的です。, そしてモンキー的には吉祥寺という街に思い入れがあり、吉祥寺から真樹の家まで歩いていく道中や、丸井がちらっと映る階段を下りて入る井之頭公園、軒並み店が並ぶハモニカ横丁といった風景に、当時の記憶がよみがえり感傷に浸ってしまうこともしばしば。, 当時金もなく音楽に没頭していたあの頃を思い出し、久々に訪れたくなる気持ちにまでさせてくれたこの映画に妙に入り込んでしまったことも事実。, これはもうお前のせいだろと言われても仕方ないのですが、Netflixドラマ版の「火花」が完成度が良くて。, しかも12話の長尺に対して、映画は2時間なのですからタダのまとめじゃん、と思ってしまうわけでありまして。, 印象的なエピソードをかいつまんでつなぎ合わせてるだけじゃんというのが、正直な感想であります。, 上で書いた想いの丈もぶっちゃけドラマ版で思ったことと全く持って一緒で、むしろ当時の記憶とダブってしまうあたりは、ドラマ版の方がよりリアルなのでどうしたもんかと。, で、ドラマの方が良かったという決定的な点は、菅田将暉よりも林遣都の方が役にあっているという点にあります。, 原作は読んではいませんが、やはり会話内でのボケとツッコミや、実際の漫才はどこをどう見ても又吉が考えるネタそのもの。, ドラマ版の徳永を演じている林遣都がもろに又吉感が出ていて、徳永は彼しかいない!と、もう脳内に刷り込んでしまってるでんすね。, だから、どうしても林君と菅田君を比較してしまった時にどっちが又吉っぽいかと考えた時に、林君に軍配が上がってしまうと。, もう勝手な解釈ですけど、徳永はきっと神谷にあんなにニコニコしながら近づかないし、あんなにハキハキしゃべんないし、最後の漫才も、法定速度をオーバーするような感情むき出しの漫才をしないと思うんです。, あとは菅田将暉がやると、妙にヤンキー感が出てしまって、髪を染めるのも似合っちゃってるから余計おしゃれに見えてしまったり。, もうすべて徳永が又吉ならという程で書いてますけど、徳永はきっと妙にイケメンで、妙にナルシストで、妙にダークで、妙にシュールで、全体的にあんなにちゃきちゃきしてないんですよ。, だから神谷をたしなめるときとか、神谷をよいしょするときとか、何か菅田将暉の演技ではノッてこないというか。, ほんとそれはお前の勝手な想像だろって言われても仕方ないんですが、やっぱり見ていてそう思ってしまったのが事実で、決して菅田君が悪いわけではなくて。, そう思うのも、ドラマ版ではもっと長いこと二人の居酒屋でのやり取りがあって、ず~っと芸人てのはぁ、とか、ず~っと漫才ってのはぁ、みたいなことを言うわけですよ。, 彼女でもないのに、男をたてるために真樹から金もらって、その金で徳永をおごってるという、男の風上にも置けないやつで。, そのうえ借金まで作って、飲んだくれて路上でそのまま寝ちまうどうしようもないあほんだらなんですけど、やはりその魅力を2時間では描き切れてないなぁというのが残念だったわけで。, やはり10年間を2時間で描くのは無理があって、そのうえドラマ版が先にあって、その完成度が素晴らしいから、余計この映画が違うなぁと思う部分が際立って見えてしまうんですね。, この映画が面白かったという人は、この感想を読んで不快に思うと思いますが、あくまでドラマ版を見てから映画を見た人の感想いうことを踏まえて読んでくれたら幸いですし、実際映画が良かったのなら是非Netflixに加入してドラマ版を見てほしいです。, スパークスが徐々に漫才が巧くなっていく過程も手に取るようにわかるし、徳永と神谷の関係性が濃密になっていくのも手に取るようにわかります。, 太鼓の太鼓のお兄さん♬が、どれだけこの物語のせいで頭から離れないフレーズになったか。, ベージュのコーデュロイパンツがどれだけ神谷と徳永の芸風の違いを現し、二人の関係性をより深めるキーアイテムになったのか。, 憧れの漫才師が亡くなった件も、ほんとはスパークス二人が漫才目指したきっかけだったり、真樹と3人で鍋をつつく微笑ましいシーン、真樹と離れたことで神谷が段々おかしくなっていくところ、スパークスが一時売れて、芸人として葛藤し始める徳永が少ないなどなど、色々いいエピソードがあるので、そこをカットして作品を仕上げたのはホントもったいないなぁと。, あと30分伸ばせばもうちょっと徳永と神谷の関係性が深く描けたろうし、あんなにスピード上げて10年間を描かなくてもよかったのにという思いが強いです。, 新作映画の感想をヘタクソですが、少しでも映画館に足を運んで欲しいと願いつつ書いてます。